CNC VINAのVINFASTにおける自動車・バイク部品の現地生産に関するシェア

VinFastの自動車国内生産化に関する座談会

12月12日、ハイフォンのVinFast工場にて「VinFastの自動車国内生産化」に関する座談会が開催されました。この座談会には、多くの業界トップの専門家や部品供給企業が参加しました。CNC VINAもサプライヤーの一社として参加できたことを誇りに思います。

VinFastは、現在60%以上の国内生産率を2026年までに84%に引き上げることを目標としています。

2024年12月12日、VinFast自動車工場（ハイフォン）において、CNC VINAのCEOであるダオ・アイン・ヴァン氏は次のように語りました

「2017年にVinFastがディンヴー工業団地で自動車・オートバイ製造工場の建設を開始した際、CNC VINAは外国のパートナーと協力し、金属塗装・プラスチック塗装・電動バイク組立ラインの供給・設置を担当しました。これらのラインは現在も安定的に稼働し、VinFastの高品質な生産に貢献しています。

その後、2020年にはVinFast向けに電気自動車の試作シャーシ部品の加工を開始しました。

2021年にはCNC VINAはさらに250台のCNC加工機（そのうち5台は5軸加工機、大型4m超の加工機）を日本・ドイツから導入し、VinFast向けにバッテリートレイやモーターカバーの供給を開始しました。これまでの成果を踏まえ、ベトナム企業全体、そしてCNC VINAが、自動車部品の国内および輸出市場において十分な競争力を持っていると確信しています。

確かに、私たちはタイ、インドネシア、インドのように早期に自動車産業を発展させた国々、あるいは中国のように原材料の調達に強みを持つ国々と競争しなければなりません。しかし、VinFastがグローバル市場で競争力のある車を生産できる規模を持っているならば、私たちも自信を持って『Made in Vietnam』の部品を製造すべきです。

この座談会を通じて、CNC VINAは、長年にわたる設備設計、製造ライン開発の経験、そして海外企業で培ったエンジニア・作業員の技術力を活かし、VinFastとより幅広い分野で協力したいと考えています。特に、プレス、溶接、塗装などの部品製造工程への参画を希望しています。

また、VinFastがCNC VINAに信頼を寄せ、これまでの協力関係を築いてきたことに深く感謝いたします。今後もベトナムの自動車産業発展に貢献できるよう努めてまいります。」

CNC VINA – 国内生産化の目標に貢献

12月12日に開催された「VinFastの自動車国内生産化」座談会では、経済、科学技術、サポーティングインダストリーの分野の専門家、企業経営者、政策立案者が重要な意見を交わしました。

参加者には、マクロ経済の専門家であるファム・チー・ラン氏、ブイ・クアン・トゥアン准教授、グエン・シ・ズン博士、レー・スアン・ギア博士、レー・アイン・トゥアン教授、ディン・チョン・ティン准教授、グエン・ミン・フォン博士、グエン・ディン・クン博士のほか、自動車・技術分野の専門家であるダム・ホアン・フック准教授、リー・フン・アイン准教授、ギエム・ヴー・カイ博士、ドー・フ・ハオ氏などが含まれていました。

「VinFastは、電気バス製造を支援する機械設備を韓国、オーストリア、スウェーデンの信頼できる企業から輸入していることを発表しました。特に注目すべきは、フレーム番号刻印やカメラ検査用の機械が、ベトナム企業であるCNC VINAによって提供されていることです。」（CAFE Fより抜粋）

専門家たちは、VinFastが自動車国内生産化において達成した成果を高く評価しています。電気自動車の開発戦略と国内サプライチェーンへの投資が、国内生産率を60%以上に引き上げる鍵となっています。高度な生産プロセス、特に電動モーター、バッテリー、車体フレームといった重要部品の内製化が進んでいる点にも多くの関心が寄せられています。

今後、VinFastはさらに具体的な施策を展開し、既存パートナーとの連携を強化し、サポーティングインダストリーのネットワークを活用することで、国内調達を最適化し、輸入依存を低減する予定です。CNC VINAは、常に積極的な投資と高い技術基準への対応を行い、VinFastの国内生産化目標達成に貢献していきます。

CNC VINA – 高精度部品の大量生産を推進